少しずつ世界観や謎が解明されていく伏線回収系の面白いアニメ5選【おすすめ】




突然ですが、話数が進むにつれて伏線がどんどん回収されていって、多くの謎が解き明かされていく構成の物語が好きなんです。
今回は、そんな私が痺れたアニメを紹介します。

世界観や設定に謎の多いアニメ

推理小説って犯人を知ってからまた再読したくなりますよね。
ならない人もいるかもしれませんが、
一回目読んだ時に謎だらけで分からなかった部分が、
二回目読むと巧みに真実が隠されていたり、
伏線が散りばめられていたりすることに気付くのが楽しいんです。

今回はそんな感じで物語の初めは謎だらけだけど話が進むにつれて謎が解き明かされていき、世界の全貌が見えてくる目の離せないアニメを紹介します。



おすすめの作品

これ以降は各作品のざっくりとした全体の内容や、冒頭数話分の内容にふわっと触れることがあります。

徹底的にネタバレを嫌い、公式が発表しているあらすじしか見たくない!知識ゼロで観たい!という方はブラウザバック推奨です。

とは言え核心に迫ることは書きませんので、ご安心を。それではご紹介していきましょう。

天元突破グレンラガン

天元突破グレンラガン
出典:天元突破グレンラガンポータルサイトより

この作品の世界では人類は皆地下に穴を掘って生活をしています。地上に出ると「獣人」と呼ばれる人間によく似た生物に襲われ、生きて帰れないのです。

そんな中、主人公のシモンは土の中で謎のロボットの頭部を発見します。そのロボットに乗り、シモンたちは地上に進出するのですが、そこで見たものは…といった感じで始まります。

ただの異生物に支配された世界、という訳ではなく、獣人が存在すること、人間が地下に追いやられたこと、全てに意外な答えが用意されているよ。
激アツロボットものと思いきや、世界そのものに大きな秘密があって、少しずつ全容が見えてくるのが面白いのよね。

穴を掘り進めるドリルの螺旋、グレンラガンの攻撃手段であるドリルの螺旋、人の遺伝子の螺旋構造など、「螺旋」というキーワードに掛けて展開していくストーリーが秀逸です。

ただのロボットものだと思っていた人にこそ是非観てもらいたい作品です。

  • 熱血激アツ展開の数々が最高
  • 宇宙規模の大きな秘密を抱えた世界
  • 「螺旋」をテーマにした緻密なストーリー展開

ぼくらの

鬱アニメとして有名すぎる本作。
その称号に相応しく、設定は悲劇そのものです。

15人の子どもたちがロボットに乗って謎の敵ロボットと戦うんだ。
おお、アツそうなロボットアニメね!!
ちなみにこのロボット、操縦すると死ぬ。もちろん負けても死ぬ。
え、死ぬしかないじゃん。。

これが鬱アニメと言われる所以。戦おうが戦うまいがどのみち死ぬという絶望感の中で、パイロットの子どもたちは、その身には大きすぎる宿命を負わされます。

多感な年頃で、様々なバックボーンを持つ一人一人のパイロットが、何を思い、何の為にどう戦うのか。そして死ぬのか。

ただの鬱ロボアニメではなく、繊細な人間ドラマが壮絶に描かれているのが印象的です。また、特徴的なのはしばらく物語が進むまで「何と戦っているのか?」「負けるとどうなるのか?」が全く分からない点。

観ていて心苦しさもありますが、その世界観に引き込まれること間違いなしです。

  • 登場人物一人一人を掘り下げた人間ドラマ
  • 何の為に戦うのか、明かされていく謎

進撃の巨人

絶賛連載中の大ヒット作。アニメも続けざまに放送され、物語はどんどん真相に迫っています。リアルタイムで続きが気になるご存知人気作。

これは知ってるわ。巨大な壁に四方を囲まれた国の話よね。
壁の外には謎の異型の巨人達が闊歩していて、物凄い戦闘力で人を食いまくるんだ。
巨人が一体どこから来たのか、壁の外の世界はどうなっているのか、
冒頭から気になることが多いわよね。

近頃巨人の成り立ちやこの世界の人間たちの歴史が解明され、物語の佳境に迫っている本作。様々な謎や疑問が次々に伏線として散りばめられており、ストーリが進むにつれて少しずつ世界の全容が見えてきます。

  • 壁の外の世界はどうなっているのか、という謎
  • そもそも巨人って何なんだ、という謎
  • 少しずつ全体像が見えてくる面白さ

バッカーノ!

群像劇アニメの超傑作。

複数の組織による鉄道ジャック計画が偶然同じタイミングに重なったことを皮切りに、激しい戦いが列車内で繰り広げられます。抗争の裏には謎めいた「不老不死の薬」の存在が見え隠れします。

序盤はこの「不老不死の薬」がちょろっとしか出ないけど、後半になるにつれて実はこれを中心に全ての出来事が回っていたんだと気付かされるよ。
伏線がどんどん回収されていくのが面白いところね。

第一話の時点で登場人物がほぼ全て出揃いますが、序盤は誰が何を目的に何をしているのか、何の組織なのか、不老不死の薬とは何なのか、ほぼ分かりません。

ただ、このアニメはとにかく物語の見せ方が秀逸で、複数の人、組織視点に描写が次々に切り替わり、何度も細かく時系列を遡って物語が描かれます。

これにより、観ていくうちにパズルのピースをはめていくように少しずつ全体像が見えてくるという体験をすることができます。

夜間鉄道の発車〜停車までのごく短い間の出来事を主軸にストーリーが進みますが、それぞれのバックボーンが丁寧に描かれており、内容は濃密です。

  • オシャレアニメ、非オタクにも勧めやすい
  • 群像劇。違う視点から見るから分かることが多々
  • 構成、展開、物語の見せ方は天才のそれ

STEINS;GATE(シュタインズゲート)

発明家まがいの理系オタク大学生がひょんなことからタイムマシンのような装置を完成させてしまうことから物語が動き始めます。

今や誰にでも通じるネットスラングの、「世界線」という言葉を定着させたのもこの作品だね。

タイムスリップを並行世界への移動と捉え、どの世界線であっても各人のおおよその運命は決まっている、という設定が特徴的です。

見え隠れする謎の組織や友人の危機を前にして、なんとか世界の運命を変えようと奔走しますが、未来を知った上でそれに抗おうと過去に戻ってもこれがなかなか上手くいかない。

それをどう打開するのか?決められている各人の運命を変えることは果たして出来るのか?

アニメ版のオープニングの歌詞にもある「時を欺く残された仕掛け」を見出す終盤のシーンは特に激アツなので、一見の価値ありです。

  • どんどん壮大になる物語
  • どんどん広がる謎の数々
  • 登場人物と一緒に謎の全体像が見えてくる面白さ




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