ルンバi7+とi7の違いは?高い差額分を払う価値がi7+にはあるのか?しっかり比較検証




現在ルンバの最上位機種に位置するルンバi7とi7+

よく似た名前ですが、+が付くだけで何が違うのか?上乗せされる差額分だけ払う価値はあるものなのか?徹底比較します。

ルンバi7とルンバi7+の違い


名前の通り、ルンバi7とルンバi7+では、i7+の方がより上位機種となっています。

違いは”クリーンベース”の有無のみとなっています。

ダストボックスについて

ルンバi7のダストボックス
出典:Rentio Press

クリーンベースのご説明の前に、ちょっと逸れてダストボックスの話から。

ルンバ本体にはダストボックスという部品がありまして、これが要するに吸ったゴミを入れる本体のゴミ入れです。

ただルンバを初めとするロボット掃除機は本体が小型なだけあって、このダストボックスもまあ小さい。大量にゴミを置いておけないんですね。

だからちょくちょくダストボックスのお手入れをする必要がありました。今までなら。

クリーンベースとは

ルンバi7+のクリーンベース
出典:iRobot公式サイト

さて、i7+のクリーンベースとは何ぞや?という話に戻りますが、これまでのルンバで言うところのホームベースにゴミ箱の機能を内蔵したもの、といったイメージです。

クリーンベースは、ルンバが帰還するたびにダストボックスからゴミを吸い出して、ゴミを貯めておいてくれます。その容量なんとダストボックス30杯分。

クリーンベースがあればルンバ本体のダストボックスを常に空の状態にしておけるということですね。

尚、前述の通りそれ以外の他の機能は全く同じです。 以下にi7+のクリーンベースのメリットとデメリットをまとめます。

ルンバi7+のメリット・デメリット

i7+のメリット

ダストボックス30杯分のゴミをクリーンベースに貯めることが出来るので、シンプルに30回分のダストボックスの掃除の手間が省けます。

せっかくルンバで部屋のお掃除を自動化してるのに、ダストボックスの交換はゴリゴリ手動に頻繁にやるって、ちょっとスマートじゃないかもしれませんね。

ガチモンのスマート家電を使いたいなら、ここの手間も徹底的に省きたいところですね。

メンテしなきゃ!という気だるさからも開放されるので、精神衛生上も良きです。

i7+のデメリット

クリーンベースは大きいです。まず部屋に置けるか考えてください。

美観を損ねる可能性もあるので、デザイン性がどうしても気になる方も要注意。

自宅に置いたときにどんな感じになるかはしっかりとサイズを想定して見ておかなければいけません。 あとはなんと言っても高いです。

クリーンベースが付くだけで3万円上乗せされます。この3万円を払う価値がクリーンベースにあるか否かで、購入の判断は左右されることになるでしょう。

差額を出すに値するか?

さて、本題です。クリーンベースが付くだけで3万円も高くなるルンバi7+。

言わばその差額はクリーンベース代なわけですが、払う価値はあるのでしょうか?

ダストボックスお手入れの頻度は?

ルンバi7+ダストボックスのお手入れ
出典:Rentio Press

そもそもダストボックスってどの位の頻度でお手入れしなきゃいけないんでしょうか?

ルンバの公式サイトでは毎回使用の度にダストボックスを手入れすることが推奨されているのですが…まぁそんなことする人はいないと思います。

大抵の人は満タンか、満タン付近でお手入れをすることでしょう。 ゴミフルサインが点灯したら掃除してくれなくなるので、これが絶対に避けられないお手入れタイミングです。

これが、およそ2ヶ月に1度位です。 メーカー推奨が毎使用後と言うこともあり、フルになるまでごみ捨てをしないのはちょっと気になるところ。

せめて半分貯まったら捨てることを習慣づけると仮定して、お手入れ頻度は月に1度といったところでしょうか。

ゴミ捨ての頻度 毎回満タンまで粘るなら:2か月に1度 半分位で回収するなら:月に1度

ルンバのゴミ回収はどの位の手間?

ルンバをダストボックスのゴミ回収を1ヶ月〜2ヶ月に一度程度するとして、ゴミ捨てって毎回どの位の手間がかかるんでしょうか?

まず、ダストボックスを本体から外し、中のゴミを捨てます。
続いて、ダストボックス内に取り付けてあるフィルターも取り外して、汚れていればゴミをはたいて落とします。
最後に、ダストボックス入り口と本体接合部にあるゴミフルセンサーを、乾いた布で拭き掃除して終了です。

Rentio pressより

そんなに大層な手間はかかりません。5分〜10分あれば十分にきちんと綺麗に出来る作業量です。

POINT一回のゴミ回収に要する時間は5~10分程度

何回のゴミ回収作業を省略出来る?

クリーンベースにはダストボックス30杯分のゴミを貯めることが出来るので、単純計算でいけば数年はゴミを貯め込むことが出来るわけですが、 さすがに何年も放置はばばちいので年に一度はクリーンベースのごみ捨てをするとしましょう。

  • 月に1度ゴミ捨てをすると仮定
  • 1回のゴミ捨てる時間を10分と仮定
  • クリーンベースはダストボックス30杯分のゴミを回収できる

この条件でいくと、およそ年間120分、つまり2時間分の節約が出来ると予想されます。

i7とi7+、どっちにすべき?


出典:Rentio Press

削減できる時間で見ると大したこと無いように思えるかもしれませんが、

「そろそろルンバのごみ捨てしないといけないかなぁ〜」と気にかかる・いちいち面倒くさいという気だるさから開放されるのが一番のポイントでしょう。

大掃除の時だけクリーンベースのゴミを処理して、他の日は煩わしいことから少しでも開放されたい!と言うならルンバi7+を選ぶと良いかもしれませんね。

逆に、どうせ他の部分もお手入れするから、その時にごみ捨てぐらいパパっとやっちゃうわよ!という方にはi7で十分でしょう。

POINT面倒を少しでも減らしたい!→ルンバi7+
年間120分程度の手間なら許容する→ルンバi7

i7を後からi7+にするのは不可

ちなみに、クリーンベースだけの違いなら、後からクリーンベースを買えばi7をi7+にすることが出来るのでは?と考えるかもしれませんがこれは出来ません。

ダストボックスの形状が違い、i7はクリーンベースを使用する作りにはなっていないとのことです。

実際に試してみるのがおすすめ

お手入れの煩わしさが無くなるとは言っても机上の空論、部屋のゴミが多ければもっと高頻度で手間が発生するかもしれませんし、ごみ捨て以外のメンテナンスも使っていれば日々発生します。

特にルンバを初めとするロボット掃除機を初めて使用するのであれば、実際の使用感がどんなものなのかイメージが付きにくいでしょう。

いきなり購入すると思わぬところで後悔するかもしれないので、不安な方は一度レンタルで試してみるのがおすすめです。

レンティオがおすすめ

購入をほぼ決めているけど、本当に間違いないかだけ確認したい!ということなら、レンタル家電のレンティオがオススメです。

2020年2月現在14泊15日の使用で、14,800円でルンバi7+がレンタルが出来ます。また、i7であれば同じ期間で11,800円でレンタルが可能です。

そのまま購入も可

レンタルした商品は、気に入ればそのまま購入することができます。 購入手続きはウェブサイトからボタンをポチッとするだけで完了なのでお手軽です。

購入に要する差額分を支払えばそのまま自分のものになります。

まとめ

  • ルンバi7とルンバi7+の違いはクリーンベースの有無だけ
  • クリーンベースがあれば時間と煩わしさをかなり削減できる
  • ごみ捨てぐらいちゃっちゃとやるならi7+にする必要は無し
  • レンタルしてから買うのが安心

以上、ルンバの機種選びに悩んでいる方の参考になれば幸いです♪