婚約指輪のダイヤモンドの4C選びはセールストークに釣られすぎにご注意を!【具体例5選】

ダイヤモンドの4C




プロポーズの際に贈られる婚約指輪(ブライダルリング)。

購入する時は指輪のデザインを選んだあと、それに取り付けるダイヤモンドを選ばなくてはいけないのですが、これがなかなか、素人目には違いが分からないのです。

そんな違いの分からないものを選ぶ時に参考になるのが店員さんのアドバイスなのですが、これにはセールストークも多分に含まれます。

今回はブライダルリング専門店でよく言われるセールストークを挙げながら、それらの言葉をどう捉えて、どのような判断をすべきなのか?

ひとつひとつ、実体験をもとにお伝えしたいと思います。

ブライダルリング専門店でよく聞くセールストーク5選

私は婚約指輪(エンゲージメントリング)探しに際して、3店舗ハシゴしたのですが、どこに行ってもダイヤモンド選びの段階で店員さんに言われる台詞って大体決まりきっています。

ダイヤモンドの違いは実際に見比べてもよく分かりませんが、ここには「いいものを贈ってあげたい!」という気持ちや、世間体を気にしての選択など、感情的な部分が大いに絡んできます。

あくまで店員さんの話はクールに聞きながら、何に主軸を置いて4Cを選んでいけばいいのかについても後述します。

目が慣れてくると分かるようになる

婚約指輪に取り付けるダイヤモンドを選んでいる時によく言われる言葉です。

3店舗ハシゴしましたが、いずれの店舗でも言われたので、良いダイヤモンドを選ばせる際の定番セールストークと言えるでしょう。

ダイヤモンドの4C
出典:BRILLIANCE+

ダイヤモンドには4C(カラット、カット、クラリティ、カラー)と呼ばれる4つの項目で品質を評価したランク付けがあるのですが、これを低くして安価なものを選ぶか、高品質なものを選ぶか悩んでいるとよく言われます。

正直お店で並べて見せられてもちょっとの違いだと全く分からないので、少し品質を落としても平気だな〜と思ってると、

指輪とか宝石って、好きな方は付けながら自分のダイヤをまじまじと見られるんですよね。
ずっと見て、見慣れてくると”ここにちょっと不純物があるな〜”とか、”ちょっと黄色味がかってるな〜”とか、分かってくるんですよ〜!

…と、よく言われるのですが…鑑定士でもない限り、そんなことはないのでは?と思います。

だって、2つのダイヤを並べられて、ルーペまで貸してもらって、必死で粗さがしをしている状態でも違いが分からないのですから。

たまにしか身に着けない婚約指輪を見慣れた位で4Cの数段階の違いが分かるのであれば、彼女には宝石商として働いてもらった方が良いでしょう。

もちろん、大きさだけは素人目でも分かりますが、それ以外については「んなこたぁねぇだろww」位の気持ちで聞き流して大丈夫だったのでは、と今になると思います。

友達と比べたときに違いが分かる

これもよく言われますが、上記と同様の理由で話半分でスルーしても良いセールストークであると思います。具体的にはこんな感じで説明されます。

女友達同士って、結構指輪の見せ合いするんですよ!
自分のダイヤしか見ていなかったら分からなくても、友達のものと並べるとちょっとの輝き方の違いが分かっちゃったりするんですよ〜!

前述の内容と同様、今、実際に必死こいて数ランクの差を見極めようと思ってもよく分からないのに、友達とちょっと指輪の見せあいっこをした位で分かることは実際のところそうそう無いでしょう。

照明の感じが変わると分かる時がある

照明
太陽光の下、暗い場所、自宅等、お店とは違う環境で見ると違いが分かることがあるので、念の為高いグレードを選ばれた方が安全ですよ!

こういう言い回しもあります。

お店はダイヤモンドが美しく見えるように天井に光源が多く、局所的に明るい店舗が多いですからね。

今は照明のおかげで十分綺麗に見えてるけど、外に持ち出すと条件が変わりますよ、という説明です。

確かに、店舗で見たときのダイヤモンドが一番映えて見えますが、外に持ち出したとて、素人目に少しの違いは判別し難いという条件に依然変わりはありません。

一般的にはこの辺のグレードを選ぶ

色々なステータスのダイヤモンドがある中、どれを選べばいいか分からなくて困っていると、

婚約指輪ですと、大体このあたりのグレードを選ばれるお客様が多いですね。

と参考までに店員さんが教えてくれるケースが多いです。

確かに、一般的に婚約指輪に取り付けるダイヤモンドはやや高品質なものが選ばれる傾向が強いようで、ネットを徘徊していると「なんとなくこの辺からこの辺を皆選ぶんだろうなあ」という相場観は存在します。

ただ、店舗で案内される4Cの相場観は、店舗(ブランド)・担当者・伝える予算感によって若干変わります。

「普通婚約指輪に取り付けるダイヤモンドってどの辺が選ばれるんですか?」と聞くと、

ちゃんと一般的に選ばれる水準の範囲内で、ほんの少しだけ背伸びした予算感のダイヤモンドをオススメされた印象があります。

店員さんが教えてくれる相場観は参考にしながらも、信じ込みすぎない程度がいい距離感かもしれません。

時間が経つとつまらなくなるかも

比較的安価で華奢なデザインのエンゲージメントリングや、小ぶりなダイヤモンドを選ぼうとすると言われがちな気がするセールストークです。

最初は必ず満足頂けると思うんですけど、少し小ぶりなので、付けているうちに欲が出てきて、もっと華やかなものでもよかったかなー、って思われることも多いんですよ〜。

といった具合です。

これはあり得ると思いますが、逆も然りです。今良いと思って派手なものを選んだけど、後々後悔することもあります。

分からない未来のことを考えるくらいなら、今十分満足出来るものを選ぶべきかもしれません。

どこまで品質を妥協できるかしっかり考える!

ダイヤモンドの違いなんて肉眼で見ていれば分からないから、判別の付かない範囲で最低品質のものでもいいや!安いし!

と言って自分も彼女も納得出来るならそれでいいのですが、現実はそうもいきません。

あまり低ランクな物を選ぶと「あんま良いモノを彼女に贈ってあげられなかったな〜」と若干の罪悪感にもかられるでしょうし、

女性は女性で「私のダイヤ、そんな大したものじゃないのよね〜」と気にし続けてしまうかもしれません。

様々なセールストークを繰り出してくる店舗の店員さんですが、こうも言っていました。

選んだダイヤの品質が低いのを気にし続けるくらいなら、一生胸を張って付けられる物を選ぶ方が良いです。

私、これには同意します。せっかくの記念品が、身に着けていて心踊らないのはちょっと可哀想な気もしますよね。

だからと言って、無理して高品質過ぎるものを選ぶ必要はありません。

だって、選んだダイヤモンドの4Cの等級なんて、いざ買ってしまうとすぐ忘れてしまいますから。

相当好きな人でない限り、何年にも渡って自分が選んだダイヤのグレードを事細かに覚えていることはあまり無いので。

要するに、どこまでなら心に引っ掛かりなく妥協できるか、そのラインを最終的にしっかりと確定させる必要があります。

POINT男性は贈って申し訳ないと思わないラインを
女性は付けていてモヤモヤしないラインをしっかり見定めること。
ただし、セールストークに流されてその基準がうなぎ登りになることには注意が必要です。

複数店舗でしっかり比較が必要

先述の通り、オススメされる指輪のデザインやダイヤモンドの4Cのランクについては、こちらが伝える予算感によって変えてきますし、ブランドによっても相場観に相違があります。

一店舗で盲目的に決めてしまうと、店員さんの思いのままに事が運んでしまう可能性が高いです。

なので、セカンド、サードオピニオンとして複数の店舗で話を聞いてみることをオススメします。

そうすると、店員さんのどの提案を聞き入れるべきで、どの提案は切り捨ててもよいのか、大体見えてくるはずです。

一生物なので、手間は惜しまず、慎重にきちんと検討していきましょう。

POINT一店舗でうまく乗せられてしまい、
比較対象も無いまま即断即決してしまわないよう要注意。

来店予約はマイナビウエディングがオススメ

さて、注意点は分かったから指輪を見に行きたいんだけど、まずどうすればいいの?という方。

まず、ブライダルリング専門店は予約を入れてから行きましょう。予約をして見に行くだけで、購入しなくても数千円分のギフト券をくれたりします。

また銀座ダイヤモンドシライシの話ですが、ここに至っては謎にハンドクリームとお菓子までくれました。

私は特典がある店舗を3店舗回って、合計12,000円儲けてしまいました。

これについては、以下の記事に詳細を書いています。下世話な記事ですみません。
【婚約指輪見に行ったら儲かった!指輪を探しながら予約特典を渡り歩くドケチ術】

予約をする場合は、よく独自のキャンペーンも行っているマイナビウエディングからがオススメです。

他でも指輪屋さんに予約を入れられる経路はいくらでもあるのですが、マイナビウエディングはしばしばキャンペーンも実施しているのでお得です。

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とにかく指輪を見れば見るほど謎に儲かります。特典に釣られていっぱいハシゴしたくなっちゃいます。

ただ、本来小遣い稼ぎで指輪を見に行ってるわけではないので、彼女さんが喜ぶ指輪を探しましょう。特典がなくても、気になるデザインの指輪がある店にもきっちり行って、ちゃんと指輪を探すようにしましょうね。