その謎の痴漢行為とは!?
こんなツイートを見た
まずはことの発端となったツイート。
女友達がイタリア旅行した話。
そこまで可愛くないのにナンパの嵐。カフェでイタリアの伊達男が女友達の背中を見て
「あれ、羽は? 空から落ちてきた天使だよね?」街中で爺ちゃんにいきなり花を貰い
「またイタリアに来ておくれ、バンビーナ」女友達、帰国して一言
「日本の男はあかんわ」— マッキー(牧原静夫) (@akumu_makky) 2018年8月25日
このツイートに対する返信を読んでほしい。
これは「キャットコーリング」と呼ばれる欧米型の痴漢行為です。日本人女性は痴漢だと知らずに喜ぶので、欧米の痴漢男たちの格好の標的。
仏国では最近この行為を規制する法律が成立しましたし、NY在住の女性が路上で声をかけてきた痴漢全員の写真をネットに晒す抗議活動をして称賛されていました。 https://t.co/cZ0uCcHIsQ
— 済州島みかん🍊 (@99mina_jeju) 2018年8月26日
不快に思う女性が多いから、次第に痴漢という位置づけになって、
一部の国では規制までされているということだね。
日本国内でおっさんに「また会おう、バンビーナ」とか言って花渡されたら叩き落として踏み潰すけどね。
海外だから浮かれてしまう
日本人女性はキャットコーリングに不快な態度を示さないことが多く、
こういった痴漢男(日本の感覚だとナンパ師か?)から標的にされやすいのは事実のようです。
日本なら、いきなり声を掛けて容姿を褒めるのは常識外れだと分かるし、
それでもそのような声掛けをしてくる人はナンパ男だと判断できる訳ですが、
海外だと基本的に自国の常識が通用しない前提で旅をするので、
「そういうものなのか」と納得してしまうそうです。
更に「そういうもの」と思ってしまえば、例え常識外れの行為でも受け入れて、
場合によっては喜んで浮かれてしまうこともあるのでしょう。
声を掛けられるだけならまだいいが
こっちは褒められただけだし、何も知らずに褒め言葉を有り難く頂戴してた方が幸せなんじゃない?
いわばこれってナンパの入口だから、
それで心を開いたらちょっと話そう、バーに行こう、もっとゆっくりしようと言われて…
欧米では痴漢行為と定義されるこのキャットコールですが、やってることはナンパの出だしの声掛けに近いので、
そこで反応が良ければ、もっといけるぞ、と思わせてしまうのは事実。実際、キャットコールから性的被害にあった事件の例も大量に存在し、問題視されています。
ただし、イタリアやフランスでは素でナンパの数が多く、ナンパとキャットコーリングの線引きは難しい所です。とはいえ、現地で事件に巻き込まれない為にも常に警戒しておくことは必要です。
まとめ
国内ではあまり認知されていない欧米での痴漢行為、キャットコーリングについてでした。
他国の文化については、何よりも知ることが大切です。
何が常識で何が常識外れなのか、知らないと「そういうものか」と思い、
常識外れなことまで受け入れてしまいますし、逆も然りです。
町中で知らない異性を褒めちぎるのも、多くの国では非常識。
非常識どころか、前述の通り痴漢行為としされていることもあります。
たとえ海外でもいきなり花を渡してくるおじさんはやっぱりアヤシイおじさんだし、
初対面で容姿を褒めちぎるのは大体変なヤツです。
心しておきましょう。